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内山 軍蔵; 朝倉 俊英; 宝徳 忍; 峯尾 英章; 亀井 一成; 渡辺 眞樹男; 藤根 幸雄
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 246(3), p.683 - 688, 2000/12
被引用回数:13 パーセンタイル:64.55(Chemistry, Analytical)現行PUREX法及び改良PUREX法(PARC法)におけるネプツニウムやテクネチウムなどの微量成分の溶媒抽出挙動を使用済燃料を用いたケミカルフローシート実験により調べた。PARC法の実験結果はn-ブチルアルデヒドがNp(VI)の還元分離試薬として有効であることを示した。
内山 軍蔵; 朝倉 俊英; 渡辺 眞樹男; 藤根 幸雄; 前田 充
Value Adding Through Solvent Extraction (Proc. of ISEC 96), 2, p.1291 - 1296, 1996/00
ピューレックスプロセスに基づく新しいネプツニウム、テクネチウム、プルトニウム及びウランの分離法の開発を行っている。共除染工程とN/Pu分配工程との間に設けたネプツニウム及びテクネチウム分離工程におけるそれら核種のウラン負荷溶媒からの分離率に及ぼす硝酸濃度の影響を調べることを目的としてケミカルフローシート実験を実施した。ネプツニウム分離工程では、Np(6価)の還元剤n-ブチルアルデヒドを用いるが、そこではウラン(6価)とともに抽出されたネプツニウムの95%が、またテクネチウムについては78%が溶媒から分離された。テクネチウム分離工程では、高濃度硝酸(5.5M)を用いた結果、ネプツニウム工程から抽出されたまま移行したネプツニウム及びテクネチウムのそれぞれ98%以上がウラン負荷溶媒から分離された。
杉本 俊一*; 清水 雄一; 鈴木 伸武
Chem. Express, 8(9), p.789 - 792, 1993/00
一酸化炭素とメタンの混合気体にArFレーザー光(193nm,270mJ/パルス,50Hz)を室温で照射すると、主生成物としてエタンが、副生成物としてプロパン、エチレンおよび含酸素化合物であるアセトアルデヒドが生成することを見出した。これらの生成量はいずれもメタンの含量の増加と共に増加し、メタンの含量がおよそ73mol%で最大になった。この時の量子収率はそれぞれエタン:0.26,プロパン:0.02,エチレン:0.01およびアセトアルデヒド:0.04であった。これらの生成機構について考察した。その結果、一酸化炭素とメタンとの反応によって生成するアセトアルデヒドはArFレーザー光の照射下で分解されることを明らかにした。
清水 雄一; 杉本 俊一; 河西 俊一; 鈴木 伸武
Chemistry Letters, 1991, p.35 - 36, 1991/00
窒素飽和したエタノールを過酸化水素の存在下でKrFレーザー光照射すると、ブタンジオールとアセトアルデヒドが選択的にしかも短時間で容易に直接合成できることを見出した。ブタンジオール生成の量子収率は過酸化水素水の添加速度の増加と共に減少した。一方、アセトアルデヒドの量子収率は逆に増加した。過酸化水素水の添加速度が3.4mlhのときの2,3-、1,3-、1,4-ブタンジオールとアセトアルデヒドの生成の量子収率はそれぞれ0.31、0.09、0.02および0.29であり、このときの選択率はそれぞれ42、12、4および40%であった。また、ブタンジオールとアセトアルデヒドの生成の量子収率の合計は過酸化水素水の添加速度が3.4-14.7mlhでおよそ0.71であり、選択率の合計は92-98%であった。過酸化水素のレーザー光照射によって高密度に生成したOHラジカルを開始種とするブタンジオールおよびアセトアルデヒドの生成機構を考察した。
熊倉 稔; 嘉悦 勲
Immunol.Commun., 13(2), p.119 - 125, 1984/00
被引用回数:5 パーセンタイル:23.21(Immunology)アクロレインの放射線懸濁重合によりアルデヒド官能基を持ったミクロスフィアを調整した。使用したモノマーはアクロレインとヒドロキシエチルメタルクリレートで、モノマー濃度は5~10%で行った。分散剤としてポリビニールアルコールを使用した。放射線重合は懸濁した溶液を低温(-78C)に保って行った。アクロレインとヒドロキシエチルメタクリレートの混合組成比は1対1の場合に均一なシクロスフイアー(1~2)が得られることがわかった。グルタルアルデヒドの添加効果も調べた。抗体の固定化実験においてはグルクルアルデヒドの添加濃度の増大とともに固定化収率が増大した。シミクロスフイアの抗体に対する反応性はミクロスフィアの表面での抗原抗体反応により調べ、その結果、効率良く反応のおこることがわかった。
熊倉 稔; 鈴木 美枝子*; 嘉悦 勲
Journal of Colloid and Interface Science, 97(1), p.157 - 165, 1984/00
被引用回数:12 パーセンタイル:46.22(Chemistry, Physical)アクロレインの放射線重合を研究した。照射温度と重合反応速度との関係を調べた結果、温度が-20C付近に重合速度の曲線に屈曲点が認められた。アクロレインの低温放射線重合によって得られるポリマーは粒子状であり、照射温度の調節によって均一なマイクロスフィア(1~3m)が得られることがわかった。重合速度の雰囲気の影響を調べた結果、真空中において重合が加速されることがわかった。マイクロスフィアの粒径は照射線量によっても変化した。マイクロスフィア表面のアルデヒド基の存在は赤外分光光度計で調べた,また、アルデヒド基の量はヒドロキシルアミン反応によって調べ、アルデヒド基の量は照射線量の増大に減少する傾向であった。マイクロスフィアの蛋白質との結合性は抗体を用いて研究した。
熊倉 稔; 嘉悦 勲
React.Polym., 2, p.243 - 249, 1984/00
機能性マイクロスフィアはアクロレイン水溶液の低温放射線重合によって調整された。粒子安定剤としてポリビニルアルコールを、共重合モノマーとしてヒドロキエチルメタクリレートを使用した。モノマー水溶液を撹拌することにより一定の大きさのモノマー粒子を得て、これを低温にし固化せしめて照射した。照射によって得られた粒子は0.5~2mであり、粒子径は照射温度およびモノマー組成によって変化した。また、粒子径は共重合モノマーの親水性の程度によっても変わることがわかった。マイクロスフィアの抗体との結合性は抗ウサギIgG-ヒツジIgGを使用して試験し、結合性のよいことがわかった。マイクロスフィアの細胞との反応性はフジマキ細胞を用いて調べた。
杉本 俊一; 西井 正信; 杉浦 俊男
JAERI-M 7898, 69 Pages, 1978/10
昭和49年度より研究を始めたCO-H気相混合系の照射効果に関する研究のうち、49年度当初から51年秋期にかけて実施したいわゆる非循環バック方式の電子線照射効果の報告である。研究の目的、今後報告を予定している加圧照射効果や気相循環方式の照射も含めた現在までの研究経過CO-H照射実験の方法、照射時間と生成物の関係、組成効果、圧力効果、照射電圧、電流との関係、温度効果および添加物の効果などCO-H均一気相混合系の照射効果の概要を得るために行った実験結果が記述してある。